英ロータスが、年内にも2車種の新型モデルを市場へ投入する可能性があることがわかりました。これは、最高責任者のジャン・マルク・ゲールズ氏がメディアに語ったもので、実現すれば世界でも屈指のスポーツカーメーカーとなります。
情報によると、1台はエントリーモデル「エリーゼ」の上に位置するモデルで、2シーターの軽量スポーツカーとだけ分かっています。
注目はもう一台で、「エヴォーラ」の上位モデルとなる新フラッグシップ・スポーツカーと噂されています。トヨタ製V6エンジンを搭載し、スーパーカーレベルのパフォーマンスが予想されています。またこの新型モデルに同ブランド往年の名車、「エスプリ」の名称が与えられるのではと一部メディアで報道されています。
「エスプリ」は、1975年に「ロータス・ヨーロッパ」の後継モデルとして登場しました。ロータスがライトウェイトスポーツからスーパースポーツへ路線変更した歴史的モデルです。発売以来、28年間もの間ロータスの中心として発売されていたモデルです。
中国・吉利汽車の傘下に入って以降、豊富な資金力により新型モデル投入が加速しているロータスですが、この2台の新型スポーツカーの後、ボルボの「SPA」アーキテクチャを採用するクロスオーバーSUVを発売予定で、2022年までに新世代フルラインアップが完成すると予想されています。
(APOLLO)
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Source: clicccar.comクリッカー