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オーソドックスなボディにトヨタ流のスパイスを!新型カローラクロスのデザインに見るヒットの要件とは?

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■「都会的かつ堂々としたプロポーション」を目指し登場したカローラクロス 1966年の誕生以来、グローバル累計販売台数5000万台を超えたトヨタのカローラに、シリーズ初のSUVとして発売された「カローラ クロス」。すでにヒット作の予感がする同車について、ここではデザインの特徴をじっくり検証してみたいと思います。 オーソドックスなプロポーションを見せるボディ ●日本市場専用の「顔」 2020年7月にタイで発表された同車のデザインコンセプトは、「アーバン・アクティブ」。「都会的かつ堂々としたプロポーション」を目指したとされますが、新興国市場でも広く受け入れられるべく、極めてオーソドックスなシルエットが印象的です。 フロントを強調したスケッチ例 フロントから見てみると、全面メッシュのグリルで被われた海外仕様と異なり、カローラのエンブレムを添えたアッパーグリルを日本市場用に新設しています。 後付けか?と思いきや、フェンダーからのラインに沿うよう造形されていて「取って付けた感」を極力カット。少なくとも、顔中メッシュの海外仕様よりは落ち着きがあります。 これで「キーンルック」的な顔となったワケですが…
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