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■300km/h超えの765ccエンジンは市販車用がベース 世界最高峰の2輪車ロードレース「MotoGP」の登竜門として知られているのが「Moto2」。近年は、さらに下位クラスの250cc単気筒マシンで競う「Moto3」からMoto2へ、そしてMoto2でチャンピオン獲得や好成績を残した若いライダーがMotoGPへ昇格するという図式になっており、数々の実力派ライダーを輩出しています。 たとえば現在のMotoGPには、6度のチャンピオンに輝いたホンダのマルク・マルケス選手、2020年度に王座についたスズキのジョアン・ミル選手、21年シーズンで現在ランキング1位を爆走するヤマハのファビオ・クアルタラロ選手なども、Moto2からのステップアップ組です。 Moto2に供給されているトライアンフ製765cc・3気筒エンジン また、現在、日本人で唯一のMotoGPライダー・中上貴晶選手も2017年までMoto2で闘っていました。 そのMoto2では、マシンに搭載するエンジンを共通化していて、イギリスのバイクメーカーであるトライアンフが供給する765cc・3気筒エンジンを使用。 そのエンジンが202…
続きを読む>>名門トライアンフ、MotoGPの登竜門となる「Moto2」向け3気筒エンジンを継続供給