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我が子のおかげで、ホップアップルーフの魅力に目覚めました!【グータラ親父のオートキャンプ記①】

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いよいよ、アウトドアのシーズン到来です。最近ではキャンパー仕様のクルマが人気ですが、実のところなかなか購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか?

筆者も全く買う気はなかったのですが、とあるきっかけからポップアップルーフ仕様の初代ステップワゴン・フィールドデッキを購入し、約17年間ファミリー・オートキャンプをエンジョイしてきました。

そこでここでは、筆者の利用者としての様々な経験を、何回かに分けて紹介していきたいと思います。第1回の今回は、どうして購入する気になったのか、そのきっかけの様子をお伝えします。

話は2000年の春に遡ります。当時我が家は、かみさんと5歳の長男、そして1歳の次男の4人家族。新車で買った初代CR-Vを保有しており、2回目の車検を取って乗り続けるつもりでした。そんな折、たまたま通りかかったマツダ系中古車販売店を見て長男が「あー、ステップワゴンのやねぱかだー」と叫んだのです。

「えーっ?屋根がパカっ開いてテントになるのはボンゴフレンディだよ。ステップワゴンじゃないよ。」と私。「違うもん、ボンゴフレンディもあったけどステップワゴンもあったもん、絶対あったもん!」と断固譲らない長男。そこでUターンして見に行くと、その中古車販売店には、確かにボンゴフレンディ・オートフリートップと、テントユニットを頭に載せたステップワゴン・フィールドデッキが並んで展示されていたのでした。

 「おおっ、本当だ。さすがは保育園でクルマ博士と呼ばれているだけあるネ!」と褒めつつ、せっかくだから見ていく事にしました。

ちなみにそれまで我が家は、バーベキューのデイキャンプが専門で、宿泊キャンプは全くやったことがありませんでした。だってテント張りは、装備も作業も面倒だし、雨とか降ったら撤収や後始末が大変そうなんですもの……。

ボンゴフレンディとステップワゴンのそれぞれで、実際にルーフを上げてテントで寝転んだり、シートを畳んでフルフラットシートにする等して試し比べをしていたら、グータラな自分でも、車中泊とファミリー・オートキャンプのイメージが湧いてきたから不思議。すっかりホップアップルーフが気に入り、欲しくなってしまいました。

早速帰宅してかみさんに「次男も大きくなってきたことだし、男の子はやっぱり宿泊キャンプだよネ!」とジャブをかますと、「あなたは面倒臭がりのグータラ男だから、CR-Vがあってもデイキャンプ止まりで、テント張りとか絶対やらないもの。お泊りのキャンプなんて生涯あきらめていたわ。そのあなたが宿泊キャンプと言い出すのだから、夢みたいね。どういう風の吹き回しなの?」と手痛いカウンターをお見舞いされました。

 しかしここはめげずに、かみさんに見てきたばかりの2種類のホップアップルーフ仕様のミニバンについて話をすると、表情が徐々に真顔に変わっていく訳です。

「へえ、いいわね。だけど私には、①ミニバンみたいな大きなクルマは運転できないし、②グータラなあなたが本当に宿泊キャンプに行くとは思えないし、③新車から5年弱のCR-Vを買い替えるなんて贅沢すぎない?」という企画殺しの3つの命題が繰り出され、返り討ちにあってしまいました。

あえなく“ボツ”になりかけましたが、「そんなこと言わずに、一度みんなでクルマを見にいこうよ。2種類一緒に見れるし、子どもたちも喜ぶからさ!」となだめすかし、かろうじて可能性の糸を紡いでいったのです。

次回は、「かみさんの3命題」にどのように対策したかについて、お伝えします。

(星崎 俊浩)

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Source: clicccar.comクリッカー

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