7人乗りの5代目ランドローバー・ディスカバリーが2018年モデルにスイッチし、4月2日から受注を開始しています。同モデルは、7人乗車を可能にしながらリヤシートを折りたたむと最大2,406L(通常時は258リッター)もの大容量スペースが出現。ファミリーにも対応する3列シートSUVです。
2018年モデルのトピックスは、コネクティビティを中心とした装備の充実化。最大8つのデバイスに対応するWi-FiホットスポットのLTE化、車両から離れた場所でドアのロックや解除、シートやエアコンの設定が可能な「リモートプレミアム」などを用意しています。また、スマートフォンのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できる「InControlアプリ」、緊急時にスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールができる「プロテクト」などが標準装備されています。
電話やエンターテインメント機能を操作できる12.3インチの高解像度インタラクティブ・ドライバー・ディスプレイも2018年モデルから標準装備されます。さらに、走行速度やナビゲーション情報をフロントガラスに映し出すヘッドアップディスプレイ(HUD)、快適な車内空間を提供する「ナノイーエアコン(イオン空気清浄機能付エアコン)」をオプション装備に追加。
搭載されるエンジンは、3.0L V6スーパーチャージャー(340PS/450Nm)、3.0LのV6ディーゼルターボ(258PS/600Nm)の2つ。
もちろん、ディスカバリーに相応しい高い悪路走破性が確保されています。たとえば、過酷なオフロード走行にも対応し、速度や路面状況に応じて車高を調整するクロスリンク式電子制御エアサスペンションシステム、滑りやすい路面や下り坂でもステアリング操作のみで一定速度で低速走行ができる「オールテレイン・プログレス・コントロール・システム(ATPC)」やヒルディセントコントロール、最大渡河水深900mmを誇る「ウェイド・センシング」など多彩な装備が用意されています。
ボディカラーは「フジホワイト」、「ナルヴィックブラック」、「ユーロンホワイト」、「サントリーニブラック」、「コリスグレイ」、「インダスシルバー」、「ロワールブルー」、「バイロンブルー」、「ナミブオレンジ」、「シリコンシルバー」、「ファラロンブラック」、「カルパチアングレイ」の全12色。
価格はガソリンエンジンの「DISCOVERY HSE 3.0L P340」が8,197,000円、「DISCOVERY HSE LUXURY 3.0L P340」が9,217,000円。ディーゼルエンジン搭載モデルの「DISCOVERY HSE 3.0L D258」が8,397,000円、「DISCOVERY HSE LUXURY 3.0L D258」が9,417,000円です。
(塚田勝弘)
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