12月10日に富士スピードウェイで開催されたTOYOTA GAZOO RACING FESTIVAL(TGRF)。
このTGRFでWRC世界ラリー選手権にフル参戦で復帰したトヨタのWRCマシン、YARIS WRCが日本で初めてその走行を披露しました。
トヨタがWRCにフル参戦での復活を果たした2017年。そのフル参戦にあたり開発されたマシンがYARIS WRCです。
YARISとは日本でVitzとして発売されるクルマの海外での名称。YARIS WRCは2017年に改定されたWRカーレギュレーションにより開発され、内容はVitzとは大きく異なります。特にエンジンは1.6リッター直噴ターボで380馬力以上となり、駆動方式もメカニカルな4WDとなります。
第2戦スウェーデンで優勝、2017シーズンのドライバーズランキングではヤリ-マティ・ラトバラ選手が4位となるなど復帰初年度としてはかなりの好成績を収めているYARIS WRC。TGRFではいわば凱旋帰国と言ったところ。
今回TGRFでデモ走行を行ったのは2017シーズン11位となったエサペッカ・ラッピ選手。
TGRFではYARIS WRCのベースとなったVitzとコラボしたパフォーマンスショーがAパドックの特設エリアで行われ、本場WRCのドライビングテクニックを間近で見ることができるまたとないチャンスも!
そしてメインストレートでは豪快なジャンプも披露されるなど、YARIS WRCだけでも充分に観る価値のあったTGRF。そんなTGRFでのYARIS WRCを動画でもご覧下さい。
この迫力はスゴイ!これはWRCに観戦に行きたくなるほどの魅力を感じますね。
(写真:高橋秀彰 文:松永和浩)
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Source: clicccar.comクリッカー