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マツダ、中国販売が過去最高に どこまで伸びる?初の専売車「CX-4」は相当の挑戦

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1:ばーど ★:2018/03/10(土) 16:09:35.84 ID:CAP_USER9.net

「CX―4」 4WD『藍天激情』グレード

■初の専売車「CX-4」は相当の挑戦だった

 日系自動車メーカー7社の中国での2月の新車販売台数は、日産自動車とマツダを除く5社が前年同月を下回った。前年は1月だった春節休暇の開始が今年は2月にずれ込んだことで、販売店の営業日数が少なかったことが主な要因。ただ1―2月の累計では5社が増加となり、好調を維持している。

 マツダは2月単月で過去最高を更新した。前年同月に一部改良した主力セダン「マツダ3アクセラ」の好調に加え、SUV「CX―4」も台数を押し上げた。

 マツダにとって中国初の専売車「CX-4」は相当の挑戦だった。狙ったユーザー層は「ヤング・ライフスタイル・エリート」。お金も教養もあり新しい価値観を持つ人たちで、豊かになった今の中国に対して、このままでいいのかという葛藤や不安を持っている。そこにマツダから真の豊かさ、真の走る喜びを提供しようということで「エクスプローリング(探検する)・クーペ」のコンセプトで開発した。

 乗用車をベースに、スリムなSUVを作るには苦労もあった。「CX―5」と比べると全高は180ミリメートル、ボンネットの高さは70ミリメートル、いずれも低い。ただ、SUVとして重要な操縦安定性を保つためにタイヤ外径や床面高さは変えていない。

 このためにプラットホーム(車台)は、CX―5のものをベースとしつつもかなり手を入れている。前輪のサスペンションは新設計してボンネットの低さに対応した。車重の重さにあわせて衝突安全性を高めるためにリア部分のフロアや燃料タンクも新設計した。外板には斜めの面がかなり多く、デザイナーの手がかかっている。

 結果、CX―5と比べて重心高さは50ミリメートル低く、前面投影面積は10%小さくなり、操縦安定性や燃費性能向上につながった。他社のクーペSUVで見られるようなベース車をちょっといじった作りではなく、結構手間をかけて開発したというのを知ってほしい。

 長春の一汽轎車に生産委託し、一汽マツダのチャンネルで販売している。販売目標台数は言えないが出だしは好調。日本に比べると高めに設定しているCX―5よりは価格を安くして、より若い世代を狙っている。
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■2月の販売、ホンダやトヨタはセダンが不振

春節ずれ込み響く

 2月の販売ではホンダがセダン「シビック」やスポーツ多目的車(SUV)「CR―V」など主力車種の販売が減少して、14カ月ぶりに前年同月を下回った。トヨタ自動車は主力セダン「カローラ」の減少が響いた。

 日産は、「エクストレイル」や「キックス」など日産ブランドのSUV全体の販売台数が同34・5%増の2万2800台と大きく伸びた。セダン「シルフィ」も好調だった。

3/10(土) 11:19
ニュースイッチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180310-00010003-newswitch-ind

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Source: 新型車情報局

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