今年10月に11年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたレクサスのフラッグシップモデル「LS」の試乗会へ行ってきました。
新型LSといえばクーペシルエットのスタイリッシュなセダン。レクサスは同じく今年発売されたクーペ「LC」からデザインを一新。より、レクサスのアイコンであるスピンドルグリルを際立たせ、一方ではドアフレームとガラスの段差を少なくした「フラッシュサーフェスウインドウ」を採用するなど、迫力と優雅さを併せ持つクルマに大変身。
今回の試乗スケジュールは都内を朝出発し、乗り換えポイントまでハイブリッドモデルのAWD、「LS500h エクスクルーシブ」でドライブ。
私の試乗車は新色の深い茶色というかエンジ色。インテリアはキャメル色のレザーという落ち着いたオシャレ仕様。この日の参加者で唯一の女性だったせいもあるのか、女性を意識したボディカラー&インテリアのセレクトです。と言っても私が選んだわけではありませんが。ちなみにお値段は最もお高い1680万円!
しかし、個人的には今年のジュネーブモーターショーでのLS世界初公開のときに展示されていた匠の技を使ったハンドプリーツと世界で車内の内装にはじめてガラスを使ったという「江戸切子」調カットガラスのインテリアのクルマに乗りたかったのですが、こちらは試乗会会場に展示してあるクルマで確認です。
新型LSはレクサスのフラッグシップモデルだけに、おそらく世界一の先進安全装備を備えたクルマとして、これまでの「Lexus Safty System +」にそれぞれの性能を向上させた上に衝突時にステアリングで危険を回避したり、ドライバーが異常時に車両を安全に停車させるシステムなどを含めた「Lexus Safty System +A」が装備されています。試乗コースを高速道路を長めに設定したのは、その中の高度運転支援技術「Lexus CoDrive」を試してほしいという意図だったと思われますが、私は車内に設置されていた使い方マニュアルを読まずに出発してしまったため、うまくレーンチェンジの運転支援を体験できませんでした。
後で開発の方に聞くと「ちょっとコツが必要かもしれませんね」とのこと。
こういったラグジュアリーカーに乗る方はせっかちな方や年齢の高い方も多いと思われるので、私のようにせっかく素晴らしい機能がついていても使いこなせない方が多いのではないでしょうか? もちろん一度使えるようになれば問題ないとは思いますが、それまでのハードルが少し高いのかもしれません。
更に手軽に簡単に使える手順を希望します。
と、その前に、近々に私は新型LSをリベンジ試乗し、またどこかでご報告させていただきます。
(吉田 由美)
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Source: clicccar.comクリッカー