男だったら、クルマを持って彼女をドライブに誘って……という気持ちは持っていることでしょう。クルマなんて必要ない……はやっぱり無理しているよね。もっと素直になってクルマを持ちたい、彼女をドライブに誘いたい……って思うほうが自然だと思うんです。そこで、唐突ですが、ゼネラルモーターズのシボレーカマロ コンバーチブルに注目したいのです。読み進んでもらうと、そのワケが明かされてきます。
世の中にはいろいろなクルマが存在しています。セダン、ワゴン、ミニバン、クーペ、ピックアップトラック……。どんなクルマだって、クルマがないよりはあったほうが絶対にモテることは言うまでもありませんが、やっぱりTPOってものがありますから、デートにはデートらしいクルマが必要です。
かつて、日本にはデートカーと呼ばれるクルマが存在していました。たとえば、トヨタのセリカやソアラ、日産シルビア、ホンダ・プレリュードなどがそうしたデートカーの代表格です。これらのクルマに共通しているのは、2ドアボディでリヤシートがあるということです。2ドアはファミリー色を払拭するため、リヤシートはちょっとした荷物が置けるためです。デートドライブですから、女性のコートやプレゼントの花束くらいは置けなくてなりません。
カマロ コンバーチブルは2ドアですが、乗車定員は4名です。これが大事。乗車定員2名のクルマは荷物の置き場がありません。女性が乗ってもコートを置く場所もなければ、バッグを置く場所もありません。プレゼントで花束を渡したら、女性はずっと持っていなくてはなりません。だからデートカーにはリヤシートは必須なのです。
だったら、ミニバンやセダンの4ドア車でもいいじゃないか? と思うかも知れませんが、それはやっぱり彼女しか乗せないんだ……という心意気を見せる必要があるんです。ファミリーカーっぽい印象はデートという特別な時間には似合わないものです。
現在の国産車でそうしたクルマを探してみると、レクサスのRCとLC、日産のGT-R、トヨタ86&スバルBRZくらいのものです。ところが輸入車にまで目を広げるとじつにたくさんの車種が存在しています。そうしたなかで、ひときわ目立ち、特別な雰囲気をかもし出しているのがシボレーカマロです。なかでもコンバーチブルは、ソフトトップのオープンボディがデートカーとしての魅力を倍増してくれます。昨年4月の日本導入以来、ジワジワと注目が高まっている現行の6代目カマロ。デートカー探しにおいてカマロ、とくにコンバーチブルを見逃さないわけにはいきません。
(文:諸星陽一/モデル:石原あつ美/ヘア&メイク:中田愛美/写真:ダン・アオキ)
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Source: clicccar.comクリッカー