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【再掲載】新型インプレッサが積む水平対向エンジンは8割方が新設計

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※2018年1月末にクローズしたcarview!個人というサービスがあります。そこに過去寄稿した記事を再掲載いたします。原文ママなので掲載時とは多少異なる箇所があるほか、名称なども掲載当時のママとなっておりますので、ご留意いただきますようお願い申し上げます。
FB20_DI_cutaway
直噴化だけでなく、大幅な軽量化も実現したという新世代ボクサーエンジン

2016年秋にフルモデルチェンジを控えるスバル・インプレッサ。そのプロトタイプがお披露目されたのは7月26日のことだったが、その会場となった東京・恵比寿のスバル スタースクエア(本社ショールーム)には、新型エンジンのカットモデルお置かれていた。

2.0リッターガソリン直噴と発表されたエンジンの最高出力は113kW(154PS)/6000rpm。その型式は従来と同様の「FB20」と記されているだけで詳細情報は見当たらなかった。しかし、偶然このエンジンの開発をリードしたエンジニア氏を取材することができ、型式こそ同じだが、その構成パーツは8割程度が新設計になっているという事実が判明した。

従来はポート噴射であったので、ピストンが新造されているのは当然として、クランクシャフトもカウンターウエイト形状を変えた新しいものとなり、ブロックさえも新設計になっているという。ここまで主要パーツが変わっているとなると、進化版というよりも新型エンジンと呼びたくなるが、ボア×ストローク、そしてボアピッチが同じであれば同系エンジンということなのだろう。

FB20エンジンとしては初の直噴化(これまでスバルの2.0リッター直噴エンジンは「FA20」型だけだった)だけに、直噴に関連する部品が新設計になるのは当然として、ブロックやクランクシャフトまで変わっているというのは驚きだ。その理由を聞けば、軽量化が大きな目的で、グラム単位ではなく、キログラム単位のダイエットに成功しているのだというから、さらに驚かされる。

水平対向エンジンというのは、同じ4気筒の直列エンジンと比べると、重くなる傾向にある。かつてOHVだった時代には問題にならなかったかもしれないが、現在のように可変バルブタイミング用のアクチュエータが吸排気カムに備わる時代では、左右にヘッドが別れる水平対向エンジンは、アクチュエータが4つ必要になるなど部品点数が増えやすい。さらに現在のFB型エンジンはロングストローク・プロフィールとなっているためにエンジンをコンパクトにするのが難しいという問題もある。

そうした状況の中でも、環境性能や運動性能を高めるには軽量化は必須。そこでエンジンを新造するくらいの勢いで進化させたのが、新しいインプレッサから積まれる直噴FB20エンジンというわけだ。新世代プラットフォームや、次世代のスバル・デザインを具現化したスタイリングに注目が集まりがちな新型インプレッサだが、そのフロントフード下に収まるパワートレインからも目が離せない。

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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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