※2018年1月末にクローズしたcarview!個人というサービスがあります。そこに過去寄稿した記事を再掲載いたします。原文ママなので掲載時とは多少異なる箇所があるほか、名称なども掲載当時のママとなっておりますので、ご留意いただきますようお願い申し上げます。
新世代キャデラックの象徴であり、新ライン「CT」シリーズの頂点
ゼネラルモーターズ・ジャパンにより、キャデラック「CT6」の日本導入が発表されています。販売開始は2016年9月頃となっていますが、メディア向けに実車も披露され、シートに座ったりすることができたのでした。
ボディサイズは、全長5190mm、全幅1885mm、全高1495mm。ホイールベースは3110mm。キャデラックらしいエッジの鋭さを感じさせるスタイリングから感じる以上に大柄で、そのライバルはメルセデスSクラスやBMW 7シリーズといったドイツ車。日本国内ではレクサスLSも競争相手として想定しているフラッグシップのニューフェイスなのであります。キャデラックのラインナップでいえばXTSや、その前モデルであるDTSの後継といえるのでしょうが、DTSやXTSがFWDだったのに対して、日本向けのCT6はエンジン縦置きFRベースのAWD(全輪駆動)となっているのが、従来から見た最大の違い。まさにSクラスや7シリーズと同じ土俵でガチンコの勝負を仕掛けようということでしょうか。
とはいえ、キャデラックのチーフ・マーケティング・オフィサーとして日本でプレゼンテーションを行なったウヴァ・エリングハウス氏は「キャデラックのプレミアムサルーンは、日本においては事実上ニッチ向け」であるといいます。定番となっているドイツ系のプレミアムサルーンと違う個性を求める、とくにヤング&リッチなカスタマーへの訴求をすることで、新しくキャデラックをブランディングしていくというのが、CT6から始まる新世代CTシリーズの狙いといえそうですが、この車格で消費税込み998万円というギリギリ1000万円を切る価格設定は、単に「他人と違う“いいモノ”が欲しい」というマインドの市場だけでなく、「費用対効果の高いプレミアム商品を求める」層の心も掴みそうな予感なのです。日本向けはAWDの設定ということによる安心感や3.6リッター自然吸気V6エンジンと8速ATから、ほどほどの実用燃費が想像されるのも、そうしたマインドには刺さりそうな印象。
もっとも、このクラスにおけるコストパフォーマンスでいえば、肝心なのはリセールバリューという見方もできますから、そのあたりのフォローも含めて、どのようなマーケティングを展開するのか興味津々な、キャデラックのニューラインナップなのです。
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精進します。
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Source: クルマのミライ