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■事故を起こさないと安全なドライバーと判断され、保険料が下がる仕組み ●ドライバーの交通事故の発生リスクの大きさで区分する保険料制度 自動車保険には、購入者がクルマの使い方に応じて条件を設定する、あるいは保険会社が交通事故の発生リスクを考慮して条件を設定する制度があります。 自動車保険に組み込まれているさまざまな保険料制度について、解説していきます。 ●保険の等級制度 自動車保険の基本的な割引/割増制度が「等級制度」です。実績で決まる等級によって、保険料の割引率/割増率が決まります。 保険会社によって等級制度の内容は多少異なりますが、1年間保険を使わないと翌年の契約が割引され、保険を使うと割増されます。ある保険会社の例では、事故を起こさない(保険料を使わない)と毎年1等級ランクアップして割引率は1%ずつ上がり、事故を起こす(保険を使う)とその時点から3等級ランクダウンして割引率は3%下がります。 事故を起こさないと安全なドライバーと判断され、保険料が下がる仕組みです。 軽微な事故なら、保険を使わずに自費で修理代など補償金を払った方が、その後の保険料が上がらず長い目で見て保険料の総額が安…
続きを読む>>【自動車用語辞典:維持費「自動車保険料の決め方」】事故歴で決まる等級や年齢、車種、使用目的などから算出