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■自動運転レベル2までが運転支援 ●衝突被害軽減ブレーキのほか車線維持支援や車線変更支援も 将来の自動運転に向けてベースとなるのが、現在実用化が進んでいる運転支援技術です。多くのクルマに採用されている衝突被害軽減ブレーキ(AEB)、追従機能付クルーズコントロール(ACC)、車線維持支援(LKA)などの運転支援技術を取り上げて、解説していきます。 ●運転支援技術 自動運転のレベル分けでは、レベル2までが運転支援、レベル3以上が自動運転に分けられます。部分運転自動化のレベル2は、加速(アクセル)、操舵(ステアリング)、制動(ブレーキ)のうち複数をシステムが支援します。一方、条件付き運転自動化のレベル3は、限定された条件ですべてをシステムが支援します。 以下に、代表的な加速、操舵、制動に関わる運転支援技術について概説します。 ●自動緊急ブレーキ(AEB:Autonomous Emergency Braking) 予防安全の基本は、危険を察知してブレーキをかける、自動緊急ブレーキシステムです。前方の車両や人、障害物を検知して、衝突回避あるいは被害軽減のために自動的にブレーキを制御します。 障害…
続きを読む>>【自動車用語辞典:運転支援と自動運転「運転支援技術」】自動運転の基礎技術。加速、操舵、減速をシステムが支援する