フランス紙フィガロなど一部の欧州メディアは2日、
仏自動車大手ルノーのカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)が
6月の任期満了後も続投する見通しになったと報じた。
ゴーン氏をめぐっては、近く退任する方向で後継者の人選が進んでいるとの観測が出ていた。 フィガロによると、ルノー経営陣は既にゴーン氏続投の意向を固め、仏政府など大株主の同意も得た。今月15日のルノー取締役会で承認される方向という。経営陣は、日産自動車や日産傘下の三菱自動車を含めたグループの成長を加速させるには、ゴーン氏の強い指導力が必要との判断に傾いたもようだ。nikkan.co.jp
ゴーン氏はCEOの任期が切れる今年6月に退き、提携先の日産と日産傘下の三菱自動車を含めたグループ戦略の統括に専念するとの観測が出ていた。複数の関係者の話としている。 ルノーの筆頭株主であるフランス政府も再任を支持しているとされる。ゴーン氏がグループ経営にも柔軟に対応できるよう、最高執行責任者(COO)を新たに任命するという。ゴーン氏再任の人事は15日の取締役会で決定するという。共同通信
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