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Cピラーが鏡代わりになるほど磨かれた艶やかな塗装とは?【トヨタ・センチュリー工場に潜入⑤〜塗装工程】

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新型トヨタ・センチュリーの工場取材で「ボデー工程」の次に取材したのが「塗装工程」。こちらも新型センチュリーのキモになります。 一般的なクルマの塗装は、下地、中塗り、上塗りの3層、もしくは電着、中塗り、ベースカラー、クリアの4層からなっています。センチュリーの「神威(かむい)」は、なんと7コート5ベーク。 通常の4層に加えて、さらにベースカラー、カラークリア、トップクリアも加わり、通常の倍手間が掛かっているわけです。 さらに、4回の塗装と焼き付け乾燥を行うことを4コート4ベークと呼び、レクサスなどの高級車には4コート4ベークもあります。ほかにも、コンパクトカーなどに使われている4コート3ベークから中塗り工程を廃したホンダの3コート2ベークなど、環境負荷低減、コスト低減を目指す塗装方法などもあります。 世界トップレベルの塗装を誇る新型センチュリーの「神威(かむい)」は、なんと7コート5ベークで、その間に3回の水研き(水研)を3回も行い、最後にバフによる鏡面仕上げが行われるという念の入りよう。 水研は、水を掛けながら塗装面を研磨していく作業で、1回60分ほどかけて行われます。水研は、各クリア…
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