ランドローバーといえば、イギリスのみならずクロスカントリービークルの老舗ブランド。そのランドローバーが70周年記念としてV8ガソリン・エンジンを搭載した「DEFENDER Works V8」を発表しました。
このアニバーサリーモデルに与えられたエンジンは名前の通り、ハイパワーV8。総排気量は4999cc、最高出力405PS/6000rpm、最大トルク515Nm/5000rpmです。これはランドローバー史上最大のパワーということです。
ちなみに、標準仕様の「ディフェンダー」のエンジンスペックは最高出力122PS・最大トルク360Nmですから、3倍以上のパワーアップを果たしたというわけです。ZF製8速オートマチック・トランスミッションを組み合わせることで「DEFENDER Works V8」の0-60mph(0-96km/h)加速は、わずか5.6秒となっているというから驚きです。
大幅にパワーアップしたエンジンに合わせて、ブレーキ性能も引き上げられました。また、265/65 R18オールテレイン・タイヤとハンドリングキット(スプリング、ダンパー、アンチロールバー)によりオンロードでの走りも磨かれています。特別なダイヤモンドターニング加工を施した18インチアロイホイールも限定モデルとしての特別感を演出します。
ホイールベース違いにより、90と110の2タイプを設定。90の「DEFENDER Works V8」の価格は15万ポンド(約2280万円)からと発表されました。
150台限定という希少車でもある、この70周年記念モデル。残念ながら日本への正規導入の予定はないということです。
(山本晋也)
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Source: clicccar.comクリッカー