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このタコ~ッ! 今も昔もいるんです、タコな危険運転手って(汗)【OPTION 1983年9月号より】

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我が物顔の危険運転手、毎日のように報じられる煽り運転によるトラブル……。しかし、こんなどうしようもない危険運転手って、煽った末の死亡事故をきっかけに報道されているだけで、どんな時代にもいるんですよね。

そのようなアホ運転手のことをOPTIONでは「タコ」と呼んでいました(あ、その後「クラゲ」っていうのも増殖しましたが【1988年12月号】、それはまた後で)。その後、行われたD1GPの前身「いか天(いかす走り屋チーム天国)」では、「銀タコ→タコ→イカ→クラゲ→ウニ」と、なぜか海産物で審査の順位付けをしていたので、覚えていらっしゃる方も多いかと。

コレを見ると世の中にはいろんな種族のタコ運転手がおります。皆さんも遭遇時にはお気を付けください(笑)。

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話題沸騰! Superタコ・グラフィティ
これがタコ実例研究だ! キミのそばに、スミを吹くタコはいないか? キミの手に吸盤はついていないか?
右を向いてもタコ、左を見てもタコ。前も後ろも、ステアリングを握っているのは、まぎれもないタコ。今、街は驚異的なペースでタコが増殖しているようだ。ほら、あなたにもケーケンあるでしょ、「このタコめ!」と、つい怒鳴りたくなるようなタコとの出アリが、でも、ちょっと待って。タコがいるから世の中、楽しいのよね……。

タコの種類にもいろいろある。特にクルマ属では……。●タコドライバー(タコドラ) ●テコテクニック(タコテク) ●タコチューニング(タコチューン、初歩的なものはメカタコともいう) ●タコドレスアップ(タコドレ) ●タコ車 などが、よく知られているタコバリエーションである。

【メカタコ3級】ポルシェ911がオーバーヒートしたため、あわてて水を捜しに行くタコ

エンジンに水をかけたら、多分シリンダーブロックにヒビは入っちゃうと思うんだけど、大丈夫かな。それとも、エンジンの中に水入れちゃうのかなぁ。でも、ポルシェってダサイね。ラジエターねぇでやんの。シビックだって付いてるぜ。

【メカタコ2級】エンジンオイルの代わりにテフロン添加剤を入れるタコ

もう、この発想には負けですね。オイルの代わりに、テフロン4L入れちゃうなんて。確かに、テフロンチューニングをすると、オイルを抜いて走っても焼き付かない、っていうのがキャッチフレーズだったけど、4L全部テフロン添加剤入れてたら、逆にエンジン焼き付いたりしてね。世の中ってわかんないからねぇ。

【タコテク2級】ブラインドコーナーの手前で、いきなり加速するタコ

まったく、何考えてんだ、このタコ!と言い切ってしまうのは、このテク。横に彼女なんか乗せてると、カッコ良くみせようなんて、もう見え見えなわけ。それでブラインドコーナーなのに、アクセル開けて入っちゃって、コーナーがすごいきつくても、もう後の祭り。思わずブレーキングしたりして、もう真っ青なわけ。それでも平静装っちゃって、カワイイねー。

【タコテク1級】高速コーナーの終わりでギュッと切り増しちゃうタコ

コレ、本当にすごい高度なテクなんだよ。なにしろ、高速コーナーの終わりで、無意識に切り増ししちゃうんだから、ボディがあおって姿勢は不安定になるわ、テールを激しく振るわで、迫力満点。助手席、失禁間違いない。でも、自分では抜群に上手いコーナリングだと思っている。もう本当、最高よ。

【タコチューン3級】L型にCDIを2コ直列で装着しちゃうタコ

ロータリーがCDIを2コ付けてるからと、L型にCDIを2コ直列に装着している。だからといって、L型が1万2000rpmまで回るわけないのよねぇ……。それなのに「電圧が高くなったから、ハイテンションコードにも触れない。プラグの頭があまりの電圧で溶けないか心配だ」なんて自慢してる。コードがリークしてんじゃないの?

【タコチューン2級】ディーゼルエンジンのヘッド面研をし圧縮比を上げようとするタコ

なんと、ディーゼルの圧縮比を上げるんだって。それで言うことがスゴイ。圧縮比上げたら、やっぱしハイオクかな?だって。軽油にハイオクあるのかねぇ。オクタンブースターでも入れてみるといいかもよ。更にこの人、CDIとハイテンションコードを付けると言って、一生懸命、プラグを捜したみたい。長生きしそう。

【タコチューン特級】フルチューンすぎて乗れないタコ

オレのクルマはスゴイんだゼ。L型フルチューンで3.7L。カムは非対称で吸気が84度、排気が90度、キャブはウェーバーの60φの6連装、当然、エキゾーストは80φのタコ足に120φのデュアルだぜ。だけどよぉ、一度も走ったことないんだよな。でもオレんだぜ……。まぁ、この吹け具合には特級をあげちゃいましょう。

【タコドラ3級】交差点で赤面するタコ

交差点で信号待ちしてるときや、人が横断しているために停車したとき、誰もソイツのレビンなんて注目なんかしてないのに、勝手に視線を意識して、カッコつけにブリッピングなんかして、急に恥ずかしくなって、ひとりで赤面なんかしちゃう変わった人。あなたタコよ。

【タコドラ2級】「今日第3でさぁ、また230km/hも出しちまってさぁ。ありゃ3分で抜けたかな」などと毎日お話してくれるタコ

そうなんだよ。あいつのXX(セリカ)速いんだよなぁ。オレのノーマルセレステじゃあよぉ、ぴったし付くのが精一杯でな。やっぱ抜けないんだよなぁ。触媒取ったら抜けるかもなァ(友人談)。

【タコドラ1級】聖書みたいなタコ

いるんですよ、まったく。謙譲の美徳が洋服着てるという、聖書みたいな人がいて、高速道路の合流地点で合流しないの。完全に交通の流れが止まったりして、こんな人には戸塚ヨットスクールにでも入校をすすめたいね。逆に「前に出るヤツは許さん!」ってのも1級品のタコよ。

【タコドラ1級】いまだにビートルにボード積んで日曜の昼頃、首都高を南下していく大ダコ

もうすでに絶滅したと思われていたオカサーファーが、まだ生存していたのだ。もうこれは勲章もん。まさに生きたタコの見本として、展示しちゃいたいくらいだ。着ている服は当然、すんごいハデなアロハシャツ。FENなんかでっかい音で流しちゃって、完全気分は伊豆の西海岸。これじゃあ女の子はもちろん、タコも釣れないだろうなぁ。

【タコの逆襲1級】いきなりスミのように怒鳴り散らすタコ

まったくビックリしちゃう。割り込んできたからホーンで注意したら、急ブレーキでクルマを止めて、「オマエ、なんて運転してやがんだ」と逆襲してくるタコ。小道具に火のついたタバコやサングラス、剃り込み頭なんかを標準装備してると、思わず「スミマセン」なんて、向こうが悪いのに言ってしまったりして。

もちろん、この他にもタコはチマタに溢れている。今回紹介し忘れちゃったけど、サンルーフをパテ埋めする【タコドレ1級】なんてのもいる。「大体、屋根が開くなんて間違ってるよ。穴がありゃ、ゴミは落ちてくるわ、音はウルサイわで、いいこと無し。やっぱパテ埋めが1番!」だって。凄い性格してるもんだ。まぁ、これは相当のタコだけど、OPTは最後に重ねて問う。「キミの手足に吸盤はついていないか!」……と。もし、キミ自身、タコを感じたら、「そうだ、オレもタコだ」と、ニッコリ笑って大きな声で叫ぼう。そう、その一言で、タコからの脱皮が始まるのだよ。

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あらまぁ〜。食べると美味しい蛸なのに、世の中に増殖するタコは危険が危ないデス! 今、問題になっている煽り運転は【タコの逆襲1級】に属するようです。危ないタコには近づくな!ですね。

【OPTION 1983年9月号より】

(Play Back The OPTION by 永光やすの)











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Source: clicccar.comクリッカー

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