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【まとめ】スズキの新型KATANA(カタナ)登場までの流れ

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2018年10月2日、ドイツで開催されたモーターショー=インターモトで、ファン待望の新型KATANA(カタナ)が発表された。WEBヤングマシンでは’17年のミラノショーに突如として登場したカスタムモデル、KATANA3.0から注目し、スズキ本社による新型カタナの登場に期待をかけ続けてきた。そしてそれは現実のものとなったのだ。そのストーリーを振り返ってみたい。

目次

新生カタナ“KATANA3.0”がミラノデビュー!

イタリアのバイク雑誌「MOTOCICLSMO(モトチクリスモ)」誌のブースに展示されていたKATNA3.0。それは同誌が誌面の企画として2016年春にスタートさせたプロジェクトだった。

雑誌の企画で名車のイメージを踏襲しつつリメイク。ベースとなった車両はスズキGSX-S1000Fだった。反響はきわめて大きく、スズキ本社も発売を現実的なものとして検討することになる。

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カタナ3.0は名車復活の呼び水になるか?!

本誌は’18年の新年初夢企画として、最先端のカタナが実現するとしたらこうなってほしい! という姿をCGで制作。あくまでも妄想というスタンスではあったが、KATANA3.0の大反響以降、どうやら新型として復活するのではないかという気配はとらえていた。となれば、我々カタナファンはこれだけ待ち望んでいるんだ! という声をスズキに届けるのも本誌の使命。このときにはカフェレーサースタイルを提案しつつ、Z900RSが登場した経緯を引き合いに出してカタナ復活へとスズキの背中を押し続けた。その思いが届いたのか、それともファンの熱い声が大きかったのか……。とにもかくにも、結果的に事態は動きはじめる。

このときの妄想ではGSX-R1000RをベースにCGを作ってみた。

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’19-’20 ネオクラブームに乗ってカタナ復活?!

ついに新情報をつかんだ! ネオクラシックブームに乗って、カタナの新型が登場するとの噂が現実味を帯びてきたのだ。情報のさらなる補強材料として商標の存在が明らかになり、少なくとも’21年までにはカタナの名を冠したなんらかのバイクが登場する可能性が強まった。そして新型の路線には2つのケースを想定して記事を制作。GSX-S1000Fベースのカタナ3.0路線とGSX-R1000Rベースのカフェレーサー。結果的には前者が登場することになるが、ここでは黒×青のカフェレーサーCGを制作している。

GSX-R1000Rベースのカフェレーサーを黒×青で作った。

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【チラ見せ】2019年に復活するのはどっちのKATANA(カタナ)?!

ついにスズキがティーザー動画を公開。正式にKATANAとは語られなかったが、日本刀が登場した画面にファンは騒然となる。そしてティーザー動画の2本目が公開された際には日本刀にマシンが映り込む。これは……3.0路線!

左が3.0路線を想定して制作したCGだ。

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【チラ見せ】2019年に復活するKATANA(カタナ)のタンクが公開

さらなるティーザー動画では燃料タンクの形が明らかになる。本誌がスクープとして11月号(9月22日発売)で制作した予想CGは、ほぼそのままの形をとらえていた。あとは鋭い切っ先を思わせるアッパーカウルの表情はどうなるのか、そしてシートカウルの造形は……。インターモトでの実物登場が注視される。

動画で公開された燃料タンクと、本誌制作の予想CG。

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【正式発表】スズキが2019年新型KATANA(カタナ)をインターモトショーで初公開

読者も記憶に新しいであろうインターモトでの新型初公開。3.0よりもいくぶんシャープになった表情やアップハンドル、短めのシートカウルに世論は割れた。ただ、初代カタナが「ケルンの衝撃」と呼ばれた当時も賛否は大きく分かれていたことから、新型も同じ道を踏襲したということにもなる。そして後日のミラノショー(EICMA 2018)ではブラックバージョンも登場し、肯定的な意見が優勢になりはじめる。それが現在というわけだ。

ついに新型KATANAが初公開!

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2019新型KATANA(カタナ)にブラックカラーが登場

さらにブラックカタナが発表される。ミラノショーの現場の空気感ではシルバー支持派よりもブラック支持派が多く、およそ8割はブラック派だったように思われた。

日本では「西部警察」、「舘ひろしはどこだ」といったコメントも多かった。

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以上、新型カタナが登場するまでの流れを追った。日本では、早ければ来春のモーターサイクルショーで実車を見ることができるだろう。そのときを楽しみに待ちたい。

Source: WEBヤングマシン

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