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急速充電器のアンペアとボルト値から感じること

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A(アンペア=電圧)×V(ボルト=電流)=W(ワット=電力)
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電気自動車でのロングドライブには複数の場所で、様々な機械での急速充電が必須になるわけですが、一口に急速充電器といっても、その能力が同一であるわけではありません。機器によって充電能力に違いがあって、すなわち同じだけ充電するにもかかる時間は異なるわけです。一目で急速ではなく「中速充電」だな、と感じさせる筐体の機器もありますが、ほぼ同等と思わせる機器でも充電速度の違いを感じることはしばしば。もっといえば、同じ充電器であっても個体差なのか、場所によって充電能力が異なると感じることもあるほど。と言っても、たとえば「50%から80%まで充電するのにAという機械では9分だったけれど、Bでは10分かかった」というくらいの違いなので、傍からみれば誤差でしょうし、大筋でいえば大差ないともいえるわけですが。
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わずかな違いと書きましたが、そうした充電能力の差は、リアルタイムで充電器にしっかりと表示されているのでありました。それが出力電圧と出力電流。電力というのは基本的に電圧と電流をかけると導き出せますので、その数字を見比べれば微妙な差を感じているのが、本当なのか気のせいなのかわかるはず。ここに掲載した画像でいうと、上の画像では96A×383Vで約36.8kW、下は106A×391Vなので約41.4kWとなりますので、たしかに体感できる程度に差が生まれるのは当然ともいえそう。

もっとも機器を選べるわけではないので、少々遅い充電器だからといって何の対策もできないわけですが…。なお、出力電圧と出力電流は常時変化していますし、バッテリーの充電率が高くなると小さくなっていくもの。充電率80%を超えると、あからさまに数字が小さくなっていくのを見ると、そのあたりで急速充電をやめておくのが妥当なのだなあ、と実感できるはずです、エエ。
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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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