2018年11月5日、ヤマハがミラノショープレスデーを前にプレスカンファレンスを実施し、2019年モデルを新たに発表した。今回初公開となったモデルは、300㏄の3輪スクーターのプロトタイプなど多数。ここでは、新型NIKEN GT(ナイケンGT)を紹介しよう。
刺激と安定に快適性も手に入れろ
3輪のスポーツツアラーとして国内でもリリースされたナイケンに、早くも2019年モデルの新バリエーションが欧州で発表された。新しいナイケンにはGTの名が追加され、より快適にツーリングができるよう快適装備が盛り込まれている。
ナイケンGTに装備されたハイスクリーンは、風圧や雨からライダーの上体を守り、特別に用意されたコンフォートシートとともにライダーとパッセンジャーの疲労を軽減してくれるだろう。片側25LのABSセミソフトサイドケースは、軽量&コンパクトで取り扱いが簡単。ケースの取り付けベースは、パッセンジャーグリップとともに装着するように設計されている。 さらに、GTにはグリップヒーターが装備され、温度レベルはメーターに表示。他にも、パーキングやチェーンメンテナンス、タイヤの検査を容易にするメインスタンドの装備や、STDでは黒一色だったカラーリングに2種類の新色が用意された。
日本国内での発売も可能性あり
国内ではバックオーダー状態になりつつあるというナイケン。2019年はナイケンGTも発売される可能性が高い。だだし、2018年型のトレーサー900GTが国内ではパニアケースを装着しない状態で発売されたことを考えると、ナイケンGTも同様になると思われる。国内での発売時期や価格は不明だ。
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Source: WEBヤングマシン