車と自転車による死亡事故が相次ぐ中、トヨタ自動車は、歩行者などに加えて自転車も検知する新たな自動ブレーキを搭載した新型車を発売することになりました。メーカー各社では、車の安全技術を高めて販売の拡大につなげようという動きが広がっています。
トヨタは25日、歩行者や車に加えて自転車にも対応する新たな自動ブレーキを搭載した新型のミニバンを来年1月から発売すると発表しました。
車両どうしの死亡事故のうち、対自転車は全体の3割を占めていますが、自転車は形がさまざまであったりスピードが速かったりするため、これまで検知が容易ではありませんでした。
このため、トヨタは、車に取り付けたカメラやセンサーの性能を高めることで、自転車の動きも検知する新たな自動ブレーキを開発したものです。
トヨタの稲垣匠二第1先進安全開発部長は「交通事故の死傷者をゼロにする究極の目標に向け、新たに開発する車については、順次新しいシステムに切り替えていく」と話しています。
自転車にも対応する自動ブレーキを搭載した車はすでにボルボやSUBARUも販売していて、メーカー各社では車の安全技術を高めて販売の拡大につなげようという動きが広がっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171225/k10011270741000.html
続きを読む
Source: 新型車情報局