2018年10月3日、パリモーターショーでホンダが2019新型CB650Rの原型と思われるNEO SPORTS CAFE CONCEPT(ネオ スポーツ カフェ コンセプト)を出品したのは既報の通り。今回は現地からの写真と、気になるフルカウル版の動向をお伝えしよう。
400㏄版の投入もある?!
2019年に市場投入予定の「ミドルクラスのネオスポーツカフェ」の予告を目的に開されたNEO SPORTS CAFE CONCEPT。ミドルクラスという設定とエンジンの外観から650ccと判断できる。もしかすると日本向けには400ccが追加設定されるなんてこともあるのかも?! ヨンフォア=CB400FOUR(1975年)のようなエキパイはCB650Fと共通にも見えるが、このコンセプトモデル専用にデザインされたSCプロジェクトのマフラーで異なった雰囲気に仕上がっている。このNEO SPORTS CAFE CONCEPTの担当デザイナーは1960年代イギリスのロッカーズやロックミュージックが好みということで、ネオスポーツカフェの路線にピッタリ合致して採用案になったという。 ※レポート:古庄速人
フルカウル版のCBR650Rも含めミラノショーで発表か
当WEBで9月22日に配信した記事は、「CB650FがCB650Rと車名を変えてスタイルを刷新するとなると、気になるのが兄弟車のCBR650Fの動向だろう。本誌が得た情報によると、こちらも同時にモデルチェンジする可能性が高い。車名はCBR650F→CBR650Rとなり、CBR500/400Rと同じシリーズになるようだ。現代の『R』コンセプトはハンドル位置も高く使い勝手も配慮されており、実質『F』コンセプトと守備範囲は変わらない。そのような理由から統合されるようなのだ。そして、生粋のスーパースポーツは『RR』を名乗り、差別化するという」とした。この時は、10月2日からのインターモトショーで発表になると予想していたが、最新の情報によるとCBR650Rも11月6日からのミラノショーで発表される模様だ。
撮影&レポート:古庄速人(パリモーターショー)
「2019新型CB650Rの原型現る!」記事はこちらへ。
Source: WEBヤングマシン