ドレナビ カードレスアップの情報を発信するWebサイト
3代目セレナが、3年連続で3列シートミニバンの販売台数ランキング1位 販売面で比較的好調だったセレナだが、あるクルマの登場で潮目が変わってしまう。それが1996年に登場するホンダの初代ステップワゴンである。ワンボックス市場への参入を目論んだホンダは、その経験がないために掟破りともいえるFFのアコードをベースにワンボックスを製作してしまった。FFゆえの低いフロアがもたらす広大な室内、商用バンを設定しないゆえの乗用車的ドライバビリティなどが重なり、ステップワゴンは大ヒットする。結果的にこのことがワンボックス進化型ミニバンのその後を決定づけるターニングポイントとなった。 つまり「ミニバンはFFベース」という不文律である。ステップワゴンの成功を機に、各メーカーのミニバンは我先へとFF化していく。セレナも1999年、いち早くFFベースの2代目へとスイッチした。 2代目はFFゆえの広い室内スペースを誇り、このクラス初のCVTを搭載したし、またライバルに先駆けて両側スライドドアを採用するなど先見の明もあった。だが2001年になるとステップワゴンの2代目が登場し、トヨタからはやはりFFベースのノア/ヴ…
続きを読む>>2007年、クラストップに躍り出た3代目『日産セレナ』、その後も着実な進化を遂げライバル達を圧倒!