2018年8月30日、マツダ・デミオが商品改良を受けました。1.3Lだったガソリンエンジンを1.5Lに排気量を拡大し、力強い走りと実用燃費の向上が図られています。
一足先に大幅改良を受けたCX-3は、クリーンディーゼルエンジンを1.5Lから1.8Lに排気量拡大するという「ライトサイジング」化がされています。マツダは実用燃費向上を目指し、こうした排気量の適正化を進めています。
デミオのガソリンエンジンも1.3Lから1.5Lにすることで、高速道路や坂道などでもゆとりのある走りを引き出すのが狙い。さらに、アクセルの踏み込み量が減ることで、実用燃費向上を引き出す狙いもあるそう。なお、1.5Lのガソリンエンジン車の燃費(WLTCモードの総合値)は、17.2km/L〜19.8km/Lです。
装備では、フロントウィンドウに紫外線と赤外線を遮断する「スーパーUV カットガラス・IRカットガラス」を設定。こうした改良を盛り込みながら価格は従来並とされています。
さらに、特別仕様車の「Mist Maroon(ミスト・マルーン)」も同時に用意されました。上質なコンパクトカーとして人気のあったベリーサの受け皿にもなっているという「Style Collection(スタイル・コレクション)」の第6弾で、洗練されたカラー、素材にこだわった大人の仕様。
ドアトリムや助手席前のインパネ、シートにスエード調人工皮革の「グランリュクス」を採用。さらに、シートにキルティングも施され、上質かつ手触りのいい内装になっています。ディープレッドとブルーグレーステッチによる配色も特徴的です。
デミオの価格帯は、1.5Lガソリンが139万3200円〜201万9600円。1.5Lディーゼルが181万4400円〜227万8800円。特別仕様車の「ミスト・マルーン」は、ガソリンの「15S Mist Maroon」が178万2000円(2WD)、198万7200円(4WD)。ディーゼルの「XD Mist Maroon」が206万2800円(2WD)、226万8000円(4WD)です。
(塚田勝弘)
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Source: clicccar.comクリッカー