マツダは20日夜、防府工場(山口県防府市)の第2工場で
夜間操業を約10年ぶりに再開した。
防府第1工場、本社宇品工場(広島市南区)の第1、第2工場と合わせて、
国内の全工場が昼夜操業となった。
好調なスポーツタイプ多目的車(SUV)を国内のどの拠点でも柔軟に生産できる態勢を整える狙いがある。
第2工場はリーマン・ショック後の2008年12月に夜間操業を止めた。
世界的なSUVの人気を受け、昨年10月に主力のCX―5の量産を始めた。中型車アテンザも造っており重要性が再び高まっている。 ただ、第2工場で夜間操業の再開に伴う新たな採用はしない。当面は生産ラインの速度を落とす。防府工場全体の年産能力は41万6千台で夜間操業をする前と同じ水準を維持する。 国内の全工場で昼夜操業になったが、西日本豪雨の影響は依然、残っている。休日出勤による稼働は9月以降になる。
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Source: 新車速報 Car Drive