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レジャーに最適な実用性を高めた3代目 多くの日本人があまりにも大好きすぎて、本国フランスのルノー関係者が「単なる商用車なのになんでここまで愛してくれるの?」と首をかしげている。日本における「カングー」はなんとも不思議なクルマだ。 そんなカングーは昨年、日本向けも3代目にフルモデルチェンジ。「欧州らしい質素な感じ」がこれまのカングーの人気の理由のひとつだっただけに、上質感あふれる新型の内外装は従来型カングーを愛するオーナーのなかでも賛否がわかれるところ(約100万円高くなった価格も……)。しかし、先進装備の充実などクルマとしては格段にレベルアップしているし、実用性もしっかり高い。 試乗車はガソリンエンジンだが、新型はディーゼルもカタログモデルとしてラインアップ。どちらも低回転トルクが厚くて運転しやすいが、燃費と燃料代まで考えるとイチオシはディーゼルだ。 それにしても、従来の美点を受け継いだ広い荷室はアウトドアレジャーを楽しむファミリーにピッタリ。国産車にない雰囲気も含め、人気となるのはよくわかる。 RENAULT KANGOO Variete 従来のカングーに比べてグッと上質感が高まり、…
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