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■不正を隠したことでブランドイメージはガタ落ち 120年を超える歴史を持つ古参企業は存続できるのだろうか(写真は2017年の東京モーターショー) 2023年5月、日本国内向けモデルであるトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーのハイブリッド車において、衝突試験における不正が明らかになりました。 型式指定を申請するための認証業務において不正を実施していたのは、両モデルの開発・生産を担当しているダイハツ工業(以下ダイハツ)で、そこから第三者委員会による調査が始まりました。 その報告書が発表されたのは、年の瀬も押し迫った2023年12月20日。内容としては、64車種において174個の不正が確認できたというものでした。国内向け車種についていえば、生産終了モデルを含め46車種142件の不正があったという、「自動車認証制度の根幹を揺るがす」とんでもない内容でした。 この報告を受け、型式指定に関わる監督官庁である国土交通省は、翌12月21日から2024年1月9日まで立入検査を実施しています。年末年始をまたいでいることから、この期間みっちりと立入検査をしたわけではないでしょうが、それでも国土交通省によって”…
続きを読む>>国交省により新たな不正が発覚。「ダイハツ」ブランドはどうなる?【週刊クルマのミライ】