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コンチネンタルタイヤから新スタッドレスタイヤ「バイキング・コンタクト7」が登場

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7月24日、コンチネンタルタイヤは、スタッドレスタイヤ「VikingContact7(バイキング・コンタクト7)」を同年9月から新発売すると発表しました。

「バイキング・コンタクト7」は、新コンセプトのパターンデザインとコンパウンドテクノロジーの採用により、相反するウィンター性能とウェット性能を高次元で両立したスタッドレスタイヤです。発売サイズは14インチから20インチまでの計60サイズで、今後も順次サイズを追加する予定だそう。価格は、オープンプライスとなっています。

近年のスタッドレスタイヤは、雪道やアイスバーンをはじめ、ウェット、ドライ路面といった多様な状況に対応するのはもちろん、環境の変化により、とくにウェット性能への要求が高まってきています。

「バイキング・コンタクト」シリーズは、北欧をはじめとした海外の自動車雑誌が2012年から16年の4年間で実施した評価テスト31回中29回のテストで最高を獲得し、高く評価されたそうです。

今回、発売される次世代モデル「バイキング・コンタクト7」は、「バイキング・コンタクト」シリーズの優れたウィンター性能、ドライ路面でのハンドリング性能に加えて、シリーズ初となる「左右対称パターン」を採用。ウェット、シャーベット路面での排水性を大きく向上し、冬の様々な路面状況下でさらに安全、快適なドライビングを可能にするとしています。

技術的なポイントは、まず新開発の「ノルディック・コンパウンド」の採用。ウェット路面や低温路面におけるグリップ性能を向上させる同コンパウンドには、「アクティブ・グリップ・シリカ」が配合されています。

多数のシリカ分子が機能化ポリマーに結合し、高密度かつ均一に分布することで、ウェット路面で優れたグリップ性能、 ブレーキ性能を発揮。さらに、コンパウンドに配合された菜種オイル(「菜種オイル・コンポジション」)が、低温下でほかの成分に柔軟性をもたらし、路面温度の低い冬の道路でも優れたグリップ性能を発揮するそう。

新採用の「インテリジェント・パターン・デザイン」は、あらゆる路面状況下において信頼の駆動安定性を提供するとしています。具体的には、「エフィシエント・グルーブ・ネットワーク」と呼ばれる対称的なメイングルーブの配置により、タイヤ中央部から水やシャーベット状の雪を一気に排出。高いアクアプレーニング性能とシャーベットプレーニング性能が発揮されます。

また、溝とブロックの最適なバランスにより有効接地面積が増え、高速走行時においても優れたコントロール性を維持。

「S-I ジョイント・コンポーネント」は、パターン中央部とショルダー部に配置された「ソリッド・リンケージが特徴で、溝がつぶれるのを抑制。水やシャーベット状の雪の排出効率を維持させると共にパターンを補強、ドライ及びウェット路面でのハンドリング性能を向上させました。さらに、中間部に特殊な形状の「インターロック・ブリッジ」を取り付けることで、ブロックの安定性を高めながらも柔軟性を保つそう。

積雪路面や凍結路面で確かなトラクションとブレーキ性能では、「アドバンスド・グリップ・コンセプト」と呼ばれる考えにより性能が確保されています。

 

厚さが異なる多数の「バリアス・3Dサイプ」の採用により、ワイドサイプは中に雪が入ることによって、スノーポケットを形成、雪柱せん断力が増大し、雪上路面でのトラクションとブレーキング性能が強化されたそう。

また、ブロックの外側に位置する「エフェクティブ・アイスエッジ」との組み合わせにより、ワイピング効果を維持しながら有効接地面積が増やされ、氷路面でのトラクションとブレーキ性能を向上。

コンチネンタルタイヤで好評を得ているサイドウォールのデザインでは、厳しい冬のニーズに合わせて開発された新しいパターンデザインを連想するスタイリッシュな氷の結晶とダイヤモンドのデザインを採用。加えて、雪路、氷路での安全性とコントロール性に関して高いパフォーマンスを発揮することが証明されていることを示す、雪上性能認定マークであるアルパインシンボルが刻印されています。

(塚田勝弘)






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Source: clicccar.comクリッカー

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