高級スポーツカーよりも鮮烈! S660 Modulo Xは軽の枠を超えピュアスポーツに昇華
■正直、次元が違う仕上がりのコンプリートカー
3年前に発売されたホンダ軽スポーツのS660をベースとして、国内最高峰レース「スーパーGT」でもお馴染みの「Modulo」(モデューロ)が仕上げたコンプリートカー、
それが「S660 ModuloX」です。これは本当にスゴイ。断然楽しい。正直、この感激レベルはどんな高級スポーツカーよりも鮮烈だったかもしれません。
ハンドリングがズバっとキマる。思ったようにラインをトレースする。鼻先がグイグイとコーナーの先に差し込まれて行く。
まるで地を這うように、タイヤが路面を掴む。すべての挙動、そしてドライバーにもたらされるインフォメーションが、軽自動車という枠を越え、生粋の“ピュア・スポーツ”に昇華しているのです。
ちょっとコレは次元が違う。ベタ褒めで申し訳ないのですが、正直、褒めるしか出来ないくらいです。こんなに楽しいクルマなら、
小鳥の餌入れほどしか用意されていない収納スペース(しかも取り外したキャンバストップ入れたら終了)だって、走りのためには仕方ないと思える…かもしれません。
■接地感のベンチマークは「NSX タイプS」
今回、S660 ModuloXには、新たなエアロパーツが導入されています。「え? エアロだけでそんなに空力が違うの?!」っていうくらいに効果抜群なんです。
開発責任者である松岡靖和氏にその秘密を聞いてみたところ、「この接地感のベンチマークは、かの『NSX タイプS』なんです。
あの接地感を実現するために、徹底的に空力を磨きました」とのこと。
このコーナリング性能を支えるのが、サスペンションです。サスペンション自体が、まさにヨーロピアンなものでした。
“カタ柔らかい”とでもいうのでしょうか、コシはあるのにガツガツしておらず、ロールを生かしてコーナーを攻め、細かな荒れは飲み込むという絶妙セッティング。
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20180720-10327183-carview/
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Source: 新型車情報局