広島県に本社を置くマツダでは、折からの西日本豪雨の影響で工場の操業を7月7日から11日まで休止していました。
協力会社が被災し、高速道路や一般道が各所で通行止めとなり、部品調達が困難になったためで、本社工場の周辺道路では車やトラックが渋滞し、本社工場傍の約2kmの橋は渡りきるまでに2時間かかったそうです。
マツダの世界生産は国内拠点が6割を占めており、北米輸出の要所でもあるだけに、その影響は深刻で、普段から部品在庫を抱えない生産体制も非常時の操業に影響。
同社は地域の復旧・復興を最優先に、安全面や交通状況などに配慮しながら7月12日から20日にかけて本社工場と防府工場で一時的に生産を再開する予定で、21日以降は状況を見ながら改めて判断するそうです。
製造業では依然として豪雨による影響が残っていますが、マツダは今後も広島の地元企業として地域と連携をとりながら、必要な物資の提供や人的支援などを行うとしています。
(Avanti Yasunori・画像:MAZDA)
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Source: clicccar.comクリッカー