現在の日本では、新型カイエンの上陸が話題の中心になっているポルシェ。ドイツ本国のポルシェAGが2018年度の上半期の販売台数を発表しました。
2018年度上半期は、過去最高記録の130,598台(前年同期比プラス3%)で、もっとも大きく伸びたのは4ドアスポーツのパナメーラだったそう。
2018年1月から6月までの間で、前年同期比の約2倍となる20,500台を販売。911も同様に、2桁の伸びを見せ、28%増の21,400台となっています。
台数で最も多いのがマカンで、46,600台を記録し、新型が登場したカイエンの販売台数は28,700台でした。下半期はもっとカイエンの台数が伸びるはず。
ポルシェAGのセールスおよびマーケティング担当であるデトレフ・フォン・プラテン氏は、「ポルシェ スポーツカーの誕生から70周年という記念すべき年に、我々のアイコンである911の販売が好調なことはうれしい限りです」とコメント。
なお、国・地域別では、ポルシェのお膝元、ドイツでは前年比で11%増加し、ヨーロッパ全体では9%の増加になっています。一方、最大市場である中国では、33,363台を記録。中国市場での販売台数が7%減となった主な要因は、今年7月1日から実施される輸入関税の引き下げだとのことで、「待ち」の手を決め込んだ人が多かったはず。
それでも中国は、アメリカ(29,421台)を上回りポルシェにとって最大の単一市場になっています。また、アジア太平洋、アフリカおよび中東では、−4%の48,008台となっています。
(塚田勝弘)
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Source: clicccar.comクリッカー