2018年6月20日、新型Sクラスクーペ/Sクラスカブリオレが発売されました。両モデルともにダイナミックなデザインは従来から受け継いでいて、新型は前後のデザインが刷新され、よりスポーティな印象を付加したとしています。
フロントには大型のエアインテークを備えたバンパーを採用し、ワイドかつスポーティな顔つきに。「AMGライン」を選択すると左右のエアインテークがさらにダイナミックな造形になり、クローム加工が施された2 本のフィンが装着されます。
リヤで目を惹くのはコンビランプ。非常に薄い有機物の層をガラスプレートに印刷し、片側33枚の有機ELパネルをリヤコンビネーションランプに使った凝った作りになっています。
これにより、ランプ内で浮いているような先進的なデザインになり、解錠/施錠時にはリヤコンビネーションランプの各ランプが流れるように点灯する「カミングホームファンクション機能」も用意。さらに、全方向に均一な発光がされるほか、周囲の状況に合わせて照度を調整するなど、機能性も兼ね備えているそう。
内装は、美しいカーブを描くダッシュボードからドア、シートまで流れるような一体感のあるデザインコンセプトを継承。新型では、大型の「コックピットディスプレイ」、「タッチコントロールボタン」付のマルチファンクションステアリング、カラーがゆっくりと変化し続けるマルチカラーアニメーションを搭載したアンビエントライト(64色)などを装備。また、最大9種類のインテリアと最大7種のインテリアトリムの幅広いバリエーションも見どころです。
ほかにも、最新の安全装備をはじめ、テレマティクスサービスを用意。さらに、「エナジャイジングコンフォート」も注目点で、「Freshness(フレッシュネス)」「Vitality(バイタリティ)」「Joy(ジョイ)」「Comfort(コンフォート)」「Training(トレーニング)」の5つのプログラムから選択することで、音楽や空調、アンビエントライトやリラクゼーション機能を統合的にコントロールすることができます。
パワートレインは「AMGシリンダーマネジメント」が採用された新型4.0L V型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載。さらに、トルク可変型四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を装備する「S 63 4MATIC+ クーペ/S 63 4MATIC+ カブリオレ」、V12エンジン搭載のトップパフォーマンスモデル「S 65 クーペ/S 65 カブリオレ」を設定。
Sクラスクーペの価格帯は、15,080,000円〜33,100,000円。Sクラスカブリオレが21,750,000円〜34,700,000円です。
(塚田勝弘)
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Source: clicccar.comクリッカー