ポルシェのエントリー・クロスオーバーSUV、「マカン」改良型プロトタイプを、ほぼフルヌードの状態でスクープしました。また、パワートレインに関する最新情報も入手したのでお伝えします。
捉えた開発車両はフロントマスクが完全に露出しており、コーナーエアインテーク上部にLEDデュアル・デイタイムランニングライトバー、バンパー下部には「GTS」風エアインテーク、ヘッドライトは「パナメーラ」にも採用されているポルシェ最新の4灯式「ダイナミック・ライトシステム」が装備されているのが確認できます。
後部は、新グラフィックやLEDストリップライトが隠されていますが、ディフューザーやクワッドエキゾーストパイプを装着しており、「S」などの高性能モデルの可能性が高いと思われます。
コックピットには、現行モデルよりワイド化された、12.3インチディスプレイの新インフォテイメントシステムを装備。これにより、エアコン吹き出し口は下部へ移動されていることが確認できます。また「ポルシェ・コミュニケーション・マネージメント・システム」により、Apple CarPlayやAndroid Autoの利用も可能となるはずです。
パワートレインも刷新されます。エントリーモデルの2リットル直列4気筒エンジンは、現行モデルの248psから300psへ向上。パナメーラから流用される3リットルエンジンは最高出力355psへ。そして現行「マカンターボ」に搭載されている3.6リットルV型6気筒エンジンは2.9リットルへ置き換えられますが、最高出力は400psから440psへ高められるとレポートされています。
改良型のワールドプレミアは10月のパリモーターショーが有力ですが、今後数週間から数ヶ月以内にも公式写真が先行公開される可能性があると見ています。
(APOLLO)
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Source: clicccar.comクリッカー