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■アルトに見る、造り手の機能性第一主義 めずらしいものもあります アルトのユーティリティ・後編です。前編では運転席周辺を中心に見てきましたが、後編は室内外全体の使用性を検証してみます。 そして、おしまいの方では、最廉価版・Aにしかない、めずらしいものを並べてみました。 ●室内空間 ・前席シート やさしい曲面を持つ前席シート ヘッドレストを一体化した、いわゆるハイバック型。 5代目シルビア(S13型・1988年)の前席。似ているような… 目にうるさいヘンなラインや縫い目がなく、やさしい曲面で身体を受け止めます。この、曲面だけでという見てくれは、かなり無理して見れば、1988年・5代目S13シルビア前期のシートを思わせます。 ヘッドレスト部が妙に前傾して見えますが、後頭部を前に押しやることはなく、着座すれば頭部、上半身、下半身とも自然な姿勢を保つことができました。ヘタな設計のシートには、ヘッドレストが後頭部を傾けさせたり(ほら、●●ちゃんにあやまりなさい! と母親に頭を下げさせられるときのように)、逆にヘッドレストと後頭部が一切接触しないほど離れ気味になるクルマがありますが、見た目とは裏腹…
続きを読む>>スズキアルト最廉価グレード「タイプA」だから付いてるヘンな装備・付いてない装備をご紹介【新車リアル試乗5-7 スズキ アルトA ユーティリティ編・後編】