アメリカの大手自動車メーカーGM=ゼネラル・モーターズは31日、自動運転の開発を行っている部門が、ソフトバンクグループなどが設立したファンドからおよそ2400億円の出資を受けると発表しました。
発表によりますとソフトバンクグループがサウジアラビアの政府系ファンドなどと設立したファンドは、GMのグループ会社「GMクルーズホールディングス」に22億5000万ドル、日本円にしておよそ2400億円を出資します。
GMクルーズはIT企業が集積するサンフランシスコに拠点を置き、自動運転の研究や開発を行っています。
出資は自動運転の開発の進捗(しんちょく)に応じて2段階で行われ、GMは、豊富な資金を元手に開発を加速させ、来年にはハンドルやブレーキペダルがない自動運転の車を市場に投入するとしています。
ソフトバンクはアメリカの配車アプリ最大手で自動運転の開発を行っているウーバーに巨額の出資をしているほか、人工知能に不可欠な半導体を供給するアメリカの企業、エヌビディアにも出資していて、市場が拡大している自動運転の分野で急速に存在感を高めています。
6月1日 5時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180601/k10011460791000.html
続きを読む
Source: 新型車情報局