2018年5月20~27日、中央ギリシャの山間部を駆け抜けるラリーレイドにカスタマイズされたアフリカツイン「アフリカツインラリー」が参戦するというニュースが発信された。一体このアフリカツインラリーとは?!
アフリカツインでも本格コンペ仕様に
オフロード性能を磨いてリリースされたCRF1000Lアフリカツインは、レベルの高いダート走行の映像などでその性能がアピールされていた。しかし、現在のダカールラリーなど競技については450ccの単気筒エンジンのモデルで争われており、1000ccの2気筒エンジンを採用したアフリカツインは公道を主体としたアドベンチャーツーリングを主眼に開発されている。
そのアフリカツインをラリーレプリカにカスタマイズして発売するイタリアのRED MOTO=レッドモトがギリシャで開催されるエラスアドベンチャーレイド2018にエントリー。実際にラリー競技にも投入されることになった。アフリカツインラリーをさらにレースに対応させてテストしている様子は下記YouTubeでもアップされているが、その走りはもはやCRF450ラリーのよう。アフリカツインの潜在能力を強く感じさせるものだ。
インストルメントタワーが見所
CRF1000Lアフリカツインをカスタマイズしたアフリカツインラリーは、当初からミラノショーに出展され話題となってきたモデル。アッパーカウルを撤去し、CRF450ラリー風の大型スクリーンやインストルメントタワーを移植。さらに小型のLEDヘッドライドをスクリーン内側にセットし本格ラリーイメージが完成した。他にもテルミニョーニのマフラーやリプレイスサス、アルミハブのラリーホイールなどで全面的に走りの機能も強化されている。
ニュース提供:RED MOTO
Source: WEBヤングマシン