今年11月に欧州で発売開始予定のVW最小クロスオーバーSUV、「T-ROC」に設定される高性能モデル「T-ROC R」をフルヌードスクープに成功しました。
「T-ROC」は、フォルクスワーゲンのSUVラインアップの中で「ティグアン」の下に位置する、第4のモデルです。同ブランド最小SUVながら、乗車定員は5名で、後席を倒せば最大1290リットルのクラス最大の積載容量を誇ります。スポーティなルックスと実用性を併せ持つ新世代SUVと言えます。
捉えたプロトタイプは、ベースモデルから殆ど変化が見られません。変化が見られるのは、ラジエーターグリルの修正、フォグランプを排除してエンジン冷却を高める吸気口が設置されているほか、クワッドエキゾーストパイプが装着されている程度です。恐らく生産モデルでは、ローダウンされるボディによりスポーティなエアロパーツを備える可能性が高いでしょう。
室内では、レザーステアリングホイール、ツートンシート、ブラックヘッドライナー、ステンレス製ペダル、ドアシルプレート、専用フロアマットなどが装備されるとレポートされています。
「R」に搭載されるパワートレインは、「ゴルフR」から移植される2リットル直列4気筒ターボエンジンで、最高出力は310psへ向上。7速ATと組み合わされます。
ワールドプレミアの場は、早ければ10月のパリモーターショーが期待されていますが、2019年3月のジュネーブモーターショーの持ち越される可能性もあるようです。
(APOLLO)
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Source: clicccar.comクリッカー