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■サファリ・ラリーと日本自動車業界の重要な歴史的関係性 ●日本の基幹産業/クルマはサファリで鍛え上げられた 昨年の2021年、サファリ・ラリーが19年ぶりに世界ラリー選手権(WRC)のシリーズ戦として復活しました。そこで見事に初出場チャレンジャーの勝田貴元選手がトップ攻防戦の2位を獲得するトヨタの1-2フィニッシュでしたが、2022年6月の23日〜26日のWRC第6戦ではなんと、トヨタ勢がサファリ・ラリー1-2-3-4フィニッシュを成し遂げ、3位に勝田選手が2年連続表彰台、という快挙でした。 3位勝田貴元のGRヤリス 世界で最も過酷であったラリーと語り継がれているサファリ・ラリー。世界各地の自動車クラブが立ちあげていた特色あるラリー・イベントをシリーズ戦として束ねていた往年のWRC時代では、とりわけて異色の過酷な競技でした。FIAイベントとしてラリー競技形態の安全性を重視し主要なメイン競技が3日間にまとめ上げられた時代のWRCシリーズに復帰したサファリもまた、やはりコンパクトになりました。 それでも世界各地の舞台を転戦するシリーズ戦に変わりはなく、サファリの特徴的な競技コンディションは…
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