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引退が近い「国鉄形振り子」特急車両381系の魅力とは?

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■魅力的な「国鉄」風味の乗り心地を味わうには今です 岡山〜出雲市間を運行している特急「やくも」は、今や数少なくなった国鉄形特急車両の381系を使用しています。381系の最大の特徴は振り子装置を搭載していて、カーブ区間で車体を傾けることで、通常よりも速いスピードで通過できることにあります。 「やくも」で最後の活躍を続けている381系 ●速さを実現した「振り子装置」の仕組み 鉄道では、カーブを通過している時に乗客が不快に感じない超過遠心力(横G)を0.08Gまでとしています(法的強制力はありません)。 そのために、カーブ区間では外側のレールを高くするカント(自動車のテストコースにあるバンクの様なもの)を設けて、車両を強制的に傾けることで超過遠心力を低減させて、スピードアップを図ってきました。 カントにより車体を僅かに傾けて走る113系電車 しかし、カント量が多くなるとカーブで停車した際に車両が横転する可能性があります。そこで、カント量以上に車体を傾ける方法として採用されたのが振り子装置です。 381系はカーブ区間で車体を最大5度傾けることで、半径400mのカーブで本則70km/h+20km…
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