新型カムリの魅力を探りにタレントの杜野まこちゃんと横浜へのデートドライブ。クルマのインテリアや走りはけっこう気に入ってもらえたみたいです。首都高速道路を下りて、カムリは元町に。老舗も数多くあるこの商店街は、石畳の一方通行の道の左右にパーキングスペースがあるというクルマにはとっても優しい街。
まずはショッピングがてら、カムリのエクステリアを見てもらいました。
── 新型のカムリって、前から見ると迫力のあるスタイリングをしていると思うけど、どう思う?
まこちゃん「いいんじゃないかしら。ドイツのクルマってブランドが同じだと同じ顔付きで、私ぐらいの知識だとブランドはわかるけど細かい車種まではかわからないけど、このカムリはすごく個性的。でも個性的過ぎることもなくて、私は好き。フロントのグリルって言うの? 横にバーがいっぱい配置されてるとこももすごい迫力」
── いいところに気づいたね。カムリはこの大きなグリルがすごく特徴的だと思うんだ。昔のクルマって前後にしっかりとしたバンパーがあったけど、最近はバンパーが目立たない構造になっているんだ。機能的にはバンパーがあるけど、デザイン的には存在しない。とくにフロントについてはそんなデザインが主流。カムリはそれを思いっきり実現しているんだ。いろいろな場所のラインもきれいでしょ。
まこちゃん「ボンネットも段差がしっかりあって力強いけど、サイドから横にかけてのラインがすごいですよね。なんだかウエストがキュッとしまって、その先がボリューミーで綺麗な女性のボディみたいな雰囲気。やっぱり美しいシルエットはオンナのシルエットなのよ」
── でも、よーく見てみて。全体的なシルエットは女性的だけど、個々の部分を見てみると、筋肉質の男性にも見えない?
まこちゃん「確かに! グッと力こぶが浮き出た男性みたい。カムリはいろんな魅力があるんですね」
── ところで、朝、クルマにのるときに雨の日は4ドアがいいって言っていたけど、そのほかに4ドアがいいなと思うことってある?
まこちゃん「それはもちろん4人で乗るとき。お友達も一緒に出かけようというときに、2ドアだと乗り込むときがちょっとかっこ悪いでしょ。自分は前に乗るからいいかも知れないけど、お友達にかっこ悪いことをさせるちょっとイヤ。あと、トランクがしっかりあるクルマはやっぱりいいと思います。たとえばショッピングして荷物があるときとかも、できればトランクに入れたいなと思うの。荷物と人は別々にしたいというところもあります。リビングに荷物を出しっぱなしにしたくないのと同じ感覚なのかなあ」
元町を後にした僕らは食事を採るために中華街へと向かいました。全幅1840mmというワイドボディのカムリですが、意外なほどコーナーソナーなどが正確に作動するので、狭い道でも取り回しはいいものです。
ドライブデートで絶対に避けたいのは、運転が下手な部分を見せること。カムリは狭い道や駐車場ではコーナーソナーやバックモニターが運転を助けてくれるので、そうしたことが苦手なドライバーでもクルマがちゃんとサポートしてくれます。
プリウスという量産ハイブリッド車が誕生して20年が経ちました。その間、トヨタはハイブリッド車を進化させ続けてきたのです。その進化は環境や信頼、そして安心・安全といった当たり前の部分に加えて、さまざまな使い勝手も進化させています。
── さあ、じゃあ、食事をしよう。ところでどうして今日は、待ち合わせ時間前に来てくれたの?
まこちゃん「だって駅前じゃ、長い間クルマを止めていられないでしょ。だからちょっと前に行ったの。大人のデートってそういうものよ。それとカムリを早めに見たかった……というものあるけどね」
(文:諸星陽一/写真:ダン・アオキ/モデル:杜野まこ)
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