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■トレッドに描かれた緑や青の線は瞬時にサイズを確認するためのもの 新品タイヤに描かれたこの線はなに? 新品のタイヤを見るとトレッド(接地)面に緑や青、赤などの色の付いたペイントがグルっと1周塗られているのを見たことがある人も多いと思います。このペイントは識線と呼ばれます。識線が付いているといかにも新品という感じがして“うれしい”という人もいますが、逆にタイヤがかっこ悪くて嫌いという人もいるでしょう。識線は何のために付いているのかといえば、じつはサイズなどを瞬時に確認できるようにするためのものなのです。 メーカーによってその規則性はいろいろありますが、某国産メーカーの場合はサイズによって色を使い分けています。その分け方ですが、14インチは赤、15インチは緑、16インチは青……というようなものではなく、もっとザックリしています。たとえば14インチは赤、15インチは緑、16インチは再び赤というように奇数と偶数で分けているのです。つまり、14インチと15インチはパッと見でわかりづらいけど14インチと16インチは明らかにサイズの違いがひと目でわかる。だから複雑にすることはなく、奇数と偶数というザ…
続きを読む>>タイヤのあちこちに付いたカラフルなマークや線にはどんな意味があるの?【タイヤ豆知識・2022年版】