トランプ米政権は、車の燃費基準の強化を凍結する検討に入った。
複数の米メディアが報じた。西部カリフォルニア州で認めてきた独自の厳しい燃費規制も、
今後は認めない方向で調整しているという。
オバマ前政権の方針を転換し、
環境保護よりも産業振興を優先する現政権の姿勢が鮮明になっている。
米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)などによると、米環境保護局(EPA)などが原案を作成。毎年厳しくなる燃費の目標を2020年以降は据え置くことを検討している。政権内では異論もあるため、最終決定までは流動的な面がある。 オバマ政権までは、カリフォルニア州などが気候変動や大気汚染の対策を優先するために独自の厳しい燃費規制を取り入れてきた。現政権は、独自規制を認めない方針を明確に規定する可能性があるという。
日本経済新聞
Source: 新車速報 Car Drive