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■意外と知らない、ランフラットタイヤがパンクしても走れる秘密とは? ランフラットタイヤ断面図 タイヤから空気が抜けてしまうパンク。パンクしてしまったら基本的には走行をやめて、パンク修理材を使ったりスペアタイヤに交換したりなど、何かしらの対策を直ちにしなければいけません。が、パンクしても一定距離を走れるタイヤがあります。 その名はランフラットタイヤ。 なぜパンクしても走れるのか? その秘密に注目してみましょう。 ●タイヤに空気が必要な理由 空気圧チェックの様子 基本的に自動車のタイヤは空気が充填されています。ただのゴムの塊ではありません。 空気が充填されている理由は主に2つ、まず1つが衝撃をやわらげることです。タイヤの中の空気がクッションの役割を果たし、路面の凸凹などで発生する衝撃を吸収しています。空気があることで快適な乗り心地やクルマへのダメージの軽減を実現しているのです。 2つ目の理由は重さを支えることです。乗用車の重さは車種によって異なりますが500~3000kgもあります。この重さを支えることができて、軽くて劣化せず、耐久性に優れた素材、それが空気という訳です。空気の量が多いほど…
続きを読む>>パンクしても走れるタイヤ「ランフラットタイヤ」の秘密って?