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■小型モビリティには着脱式バッテリーが向いている。その活用範囲は無限大 ●バッテリーシェアリングをビジネス化する 電動化の波は四輪だけでなく二輪にも迫っています。グローバルで二輪のトップシェアを誇るホンダは、すでにビジネス用の小型モビリティについては可搬型バッテリーを使った交換システムを構築する方向を選んでいます。 充電ステーションで交換することでいつでもフレッシュなバッテリーを利用できる 交換型バッテリーを用いたPCXのフル電動車両の実証実験に始まり、いまや二輪「ベンリィe:」や三輪「ジャイロe:」などは郵便配達などのフリートユーザーが利用していることはよく知られているでしょうし、日常的に見かける機会も増えています。 こうした交換型バッテリーのシステムについてはホンダ独自で進めるだけではなく、ヤマハ、スズキ、カワサキという国内メーカーとコンソーシアムを組んで標準化を目指していますし、また欧州でもKTMやピアッジオといったメーカーと協力していく方向で進んでいます。トップシェアのメーカーらしいリーダーシップを発揮しているわけです。 さらに二輪の電動化が急がれている東南アジアでは各地で実証…
続きを読む>>再生可能エネルギーとセットで魅力アップ。ホンダの交換型バッテリーを軸としたエコシステム【週刊クルマのミライ】