モーターファンフェスタ2018のSUBARU/STIブースに出展されていたBRZ STI Sportには、様々なSTI Performanceパーツが装着されていました。
ご存知のようにBRZとトヨタ86は兄弟車ということもあり、流用な可能なアイテムが数多く存在します。厳密には車体記号が違うため適合とはされていないものもありますが、オーナーの自己責任で86へ装着している方も多いようです。
中でも人気のアイテムがフレキシブルVバーとドリルドディスクローター。フレキシブルVバーは純正で装着されているストラットタワーとバルクヘッドを締結しているVバーと交換するパーツで「SUBARU BRZ tS」2015年モデルに標準装備されているアイテムです。ライントレース性能や、危険回避性能の向上を体感できる商品。
純正装着されているリジッド形状のVバーに対し、左右バーにそれぞれピロボールを挟み込んでいるため、これによって軽快なハンドリングに必要な剛性を確保しつつ、振動をしなやかに受け流す特性を持たせています。装着は標準Vバーから交換するだけで、簡単にできるそうです。
そしてもう一つの人気アイテムがドリルドディスクローター。プレーンディスクと比べ、コントロール性や冷却性能向上を実現しているとのこと。
ドリルドローターではクラックが入りやすいというデメリットがありますが、STI製のドリルドローターはローター内部の支柱を増やすなど純正のプレーンローター並みに耐久性を向上。STIならではの信頼性と耐久性が魅力のパーツとなっています。
BRZオーナーの方も、A型やB型といった初期モデルを中心に消耗した純正ローターとの交換の際にSTI製ドリルドローターに交換しているオーナーも多いそうです。ラインナップは標準キャリパー用のほか、ブレンボと共同開発したというブレンボ用ドリルドローターも設定しているので、ブレンボキャリパー装着車にもおすすめのパーツです。
もちろんSTI製ブレーキパッドとの同時装着で最大限のパフォーマンスを発揮するよう設計されていますが、その耐久性の高さからトヨタオーナーの間では、サードパーティ製ブレーキパッドとの組み合わせでも高い評価を得ているそうです。
あくまで自己責任となりますが、トヨタ86にも使えるSTIパーツ。信頼性の高さが支持されている理由と言えそうです。
(文:井元 貴幸 写真:STI・井元 貴幸)
【関連リンク】
フレキシブルVバー
https://www.sti.jp/parts/subarubrz_zc/chassis/ST20502AS020/
ドリルドディスク F (GT ブレンボ用)
https://www.sti.jp/parts/subarubrz_zc/brake/ST26390ST000/
ドリルドディスク R (GT ブレンボ用)
https://www.sti.jp/parts/subarubrz_zc/brake/ST26790ST000/
ドリルドディスク F
https://www.sti.jp/parts/subarubrz_zc/brake/ST26300ST000/
ドリルドディスク R
https://www.sti.jp/parts/subarubrz_zc/brake/ST26700ST000/
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Source: clicccar.comクリッカー