ヤマハが世界各地のカスタムビルダーとコラボして新たなスタイルを提案するヤードビルトカスタムの最新作が4月19日に公開された。こちらはアメリカで製作されたXSR700をベースにしたRural Racer(ルラル レーサー=田舎のレーサー)と名付けられたカスタムで、ワイルドな冒険仕様になっている。
XSR700をタフギアにカスタマイズ
スタイルを極める欧州のヤードビルトカスタムに比べて、アメリカのカスタマイズは武骨なものが多く見受けられる。特に今回公開されたVELOMACCHI(ヴェロマッキ)のXSR700べ―スのルラルレーサーはアドベンチャー仕様と言っていい装備が特徴だ。ガッチリとしたガード付きのヘッドライトやシートレール部分に搭載された予備の燃料タンク、スポーク化された前後ホイールなどが悪路にもばっちり対応してくれそうだ。
バイク×ドローンという新提案
ルラルレーサーのもうひとつユニークなところがタンクの上にドローンを搭載できるところだ。用途はキャンプ地の偵察、ライディング姿勢の確認、同行ライダーの探索などと説明されている。マシンに搭載されているDJI製のMAVIC PROは、65㎞/hの速度で航行することができるだけでなく7㎞の通信距離(日本仕様は4㎞)を確保している4Kカメラ搭載の折り畳み式ドローンで、単なるギミックではなく現実的に役立つこともありそうだ。
ニュース提供:米国ヤマハ
Source: WEBヤングマシン