アメリカのトランプ政権は、日本時間の23日午後、鉄鋼製品などへの異例の輸入制限措置を発動する予定で、最大の標的の中国だけでなく、日本を含む多くの国が対象となっています。
全米鉄鋼労働組合のインディアナ州の支部で幹部を務めるマイケル・ヤングさんは「中国は政府の支援を受けて鉄をアメリカに安く輸出し、われわれの多くが失業した。中国はあまりにも長く貿易のルールから外れてきたため、もっと強い対抗措置を講じなければならない。公平に競争するためにも国内の鉄鋼産業を守ることが必要だ」と述べ、輸入制限措置が発動されることを歓迎しました。そのうえで、ヤングさんはトランプ大統領について、「これまでの大統領はなにもしてくれなかったので、通商政策に関してはよい仕事をしている」として評価しました。
さらに、ヤングさんは、今回の輸入制限措置に日本も含まれていることについて、
「 日本も1990年代初めから2000年代にかけて、安い鉄を大量に輸出した最悪の国の一つだ。同じことを繰り返さないよう、日本も対象になることを望んでいる 」
と述べました。
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Source: 新車速報 Car Drive