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■気がつけば天井知らずに相場を上げた初代ホンダNSX ●マニュアルで乗りたいなら700万円は覚悟しておきたい バブル景気時に開発されたクルマには名車が多いという話を良く聞きます。その筆頭がR32スカイラインGT-Rですが、同時期に開発され1990年に発売が開始された初代ホンダNSXを忘れてはいけません。国産車として初めてスーパーカーのジャンルに参入したクルマで、オールアルミモノコックボディのミッドに3リッターV型6気筒VTECエンジンを搭載していました。その後エンジンは3.2リッターに拡大され、2005年まで生産されました。 ということは、最終モデルでも15年、初期モデルでは30年も前のクルマということになります。当然、中古車は手ごろな相場になっていると思いますが、そうではありません。一時期相場を落としたこともあるNSXですが、現在は高値安定状態にあります。最終のNSX-Rでは3000万円台の後半、もしくは4000万円の声を聞くこともあるそうです。一体なぜ、このような事態になったのでしょうか。 ●初代ホンダNSXプチヒストリー まずホンダNSXの歴史をおさらいしましょう。発売された19…
続きを読む>>新型が出たら中古相場が上昇した初代ホンダNSX。最終型「R」はなんと4000万円!?【中古スポーツカー・バイヤーズガイド】