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後篇では高速道路に乗り入れて、イヴォークのクルーザーとしての能力と自動運転支援システムの実力を観察してみましょう。 D180というグレード名が示すとおり、最高出力180psのディーゼルエンジンは4000rpmから先がレッドゾーンと、最近のディーゼルエンジンとしては控えめな設定ですが、フルスロットルでは4200rpmくらいまで吹け上がり、パワー不足を感じさせません。 エンジンとして特別面白みがあるわけではないけれども、4気筒のディーゼルエンジンとしては非常に滑らかで、静か。高速道路でも100km/h巡航でのエンジンスピードを1200rpmまで絞りつつ、少しでもレスポンスが必要になるとギアを適切に下げて潤沢なトルクを供給してくれます。動力性能とレンジローバーというブランド名に恥じることのない快適性を両立したパワートレインといえるでしょう。 燃費は往路、東京から神戸まで一気に502.3kmを走り抜けたシーンでは、平均速度75km/hで17.2km/L。100kmほどの一般道を含む高松までの往復1372.6kmを平均速度68km/hで、16.2km/Lという値でした。車検証上で1970kgと、…
続きを読む>>レンジ一族の末弟、グランドツーリングに挑む。ランドローバー・レンジローバー・イヴォークSE D180 後篇【プレミアムカー定点観測試乗】