スポンサーリンク

未知のジャンルを走破するために用意された最低地上高は190mm!? ホンダ・HR-V【平成初期の名車列伝】

スポンサーリンク

今見ても価値がある平成初期の名車を紹介するシリーズ企画。今回紹介するのはホンダらしい1台。

HR-Vは5人がしっかり乗れる乗用ワゴンパッケージを5ナンバーサイズで仕立てて、それを思いっきり高い位置にマウントした〝変化球〟カーです。

シャシーは初代フィットの前世代にあたるロゴというコンパクトカーがベース。エンジンは2クラス上のD16A型1.6Lを搭載。

CVTと組み合わせ、駆動はFFと4WDから選択できました。

独特のフォルムの要因である最低地上高は190mm(1999年以降モデルでは175mm)を確保。

これだけ重心が高いとハンドリングに悪影響が出そうですが、意外にも一般的なホンダ乗用車のフィール。つまりステアリングに対してクイックに反応する若々しいもので、不安感はなかったのでした。

今の目で見ても新鮮なHR-Vは、発売当時にもライバルは見当たらず唯我独尊の雰囲気でした。販売成績は残念ながら低調に終わりましたが、まったく未知のジャンルを切り拓く姿勢はホンダらしいものでした。

●主要スペック(5ドア J4)
全長×全幅×全高:3995×1695×1575mm
エンジン:D16A(1590cc)
最高出力:105ps6200rpm
最大トルク:14.1kgm/3400rpm

(写真・動画・文/ウナ丼 撮影車両協力・”コウヨウ”さん)









スポンサーリンク

Source: clicccar.comクリッカー

スポンサーリンク
スポンサーリンク